IPO当選の辞退は要注意~証券会社のペナルティ~

つい先日の下記IPO初当選に気を良くし、早く当選しないかな~と宝くじのように待っておりました。

【IPO初当選】9241 フューチャーリンクネットワーク

そうすると当選通知が連続で!!

合計で3つの証券会社にて当選していました。公募価格が上限で決まったのに、何故100株応募の私が3証券会社から当選を受けたのか?こんなに当たるなんて、何かがおかしい。

とりあえずヌルヌルしてて気持ち悪いので、目論見書を読むことにしました。

今や日本の株式市場は、売買代金7割が海外と言うこともあるのか、海外での売出が多め。直前で割合も海外に多く割り当て。ロックアップがあるものの、筆頭株主と社員持株会がロックアップなし。

さらに全放出株が既存株主の売却のみ。

たぶん、この人気か人気じゃないかよくわからない当選確率は、これらに原因があるのではないかと。ちょっと、コンプライアンスと言うか、精神論部分で買いたくないと思ってしまう。業績や事業内容以外の部分が引っかかる。

ただ、海外の投資家に関しては、これらを見ないか見えないか分かりませんが、事業規模だったり事業的には、長期で見ると魅力的に見えるかも。

シンプレクス・ホールディングスは、IPO当選辞退

先日、初当選したばっかりで2回目当選しましたが、長期で持つ分には良いかもしれませんが、短期的にどうなるか分からない。また、上場時に20%~30%以上、跳ねるかどうかと考えると同日上場の銘柄もあり、さほど上がらなさそう。

基本的にIPOに限っては、初値売りスタンスに変わりはないので、今回は3証券とも辞退することにしました。

ちなみに辞退のペナルティってあるのでしょうかね?っとこうして辞退してからブログを書いているので、ペナルティがあったところで後の祭りなわけですが・・・って、あるようです(泣)

SMBC日興証券のIPO辞退ペナルティ

・日興イージートレードから新たな需要申告のお申し込みが一定期間出来なくなります。新たな需要申告のお申し込みは、辞退された日から1カ月目の応当日翌日より可能です(当選後、募集申し込みが頂けなかった場合は、募集申込最終日から1カ月目の応当日翌日より可能です)。
・既に他の銘柄で需要申告を行っている場合、すべて無効となります。(既に募集申し込みをされているものは有効です)。

SMBC日興証券

今回は、補欠当選だったのですが補欠抽選申込のキャンセルが、管理画面上から出来ないようなので、放置することにしました。調べたところ、補欠当選の未申請は、ペナルティが無いようです。

あくまで、IPO当選後のペナルティのみになるそうです。それにしても1か月間申込禁止で、他の銘柄の需要申告も無効となるとかなり厳しいです。そもそも、キャンセルするなら申込するなよ。と言う事なのでしょうが。

賢い?IPO辞退方法のまとめ

とりあえず、全ての上場企業の目論見書へ目を通す時間は、取らない。IPO初値売りのスタンスで、年10%超えを目標に応募し続ける。と言うMy投資方法なので、もっている証券会社で唯一、IPO辞退によるペナルティがある「SMBC日興証券」だけは、気を付けることに。

ともあれ、今回たまたま シンプレクス・ホールディングス のIPOで3社当選に1社補欠で当たりすぎて、当選確率が高ければ、人気が無いか売出が多いかのどちらかなので、市場で吸収するにせよ値上がり幅は少ない。

複数証券会社で応募していると、こういった現象に出会うこともあり、一種のシグナルなのかなと。3社以上当選があった場合は、特に調べず辞退する。と言ったルールでも良いのかも・・・。

ただ、これで初値売りで海外投資家の買いが集まり、多少吹いて10%超えの初値だと完全に読み間違いなので、恥ずかしい限りですよね。予想が外れたら、 リメンバー シンプレクス・ホールディングスと言うことで、上場日が何れにせよ楽しみです。

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