
2022年6月30日にGMOコインよりリリースがありました。約1カ月での決断・実行となり、条件面も満足できるものに。ネット界隈では、泣き寝入りの声が多数でしたが、どう考えてもおかしいことはやはり声をあげなければならないと実感。
コインチェックも全額補償しましたし、GMOコインもほぼ全額補償と言う結果に。
FCRコインについては、こちら↓

GMOコインがFCRコインIEO取り扱いで、過ちを侵してしまった全容はこちら↓

もくじ
補償内容確定までのスピード
個人的には、送付制限のロックアップが解除される40日間を過ぎたら、ある程度のリリースがあるかなと思い待ちに待っていました。
昨日もGMOコインに突っ込んでいた資金の一部を引き出したところ。
結果的には、条件提示まで早かったと思います。GMOコインにしたら補償額など屁でも無いと思いますので、体裁が重要なのは言わずもがな。あとは、役員と親会社ないし関連会社まで調整し、早期に解決。
当初のサポートの対応と異なり、内容・スピード共に満足しております。
FCRコインの補償を受けるための条件
2022年5月18日の16時40分〜18時00分に売却注文の操作をし、注文が実行されず、その注文ログをGMOコインで確認できた方で100万FCRコイン以上を保有していた方。
結局、私はTwitterもやっていないので、他の人の案件を知ることはありませんでしたが、IEO当日に初値売りする人は、100%オーダーを出すはずなので、この条件が対象になると思います。
さらに18時までと1時間20分の猶予もあることから、今回の件で不満を持つ投機家達は対象に。
おそらく一番可哀そうな投機家は、50%以上も当選すると思っておらず数千万かけながら、初値売りしようとしていなかった投機家でしょう。この時間帯に1回でも売り注文を出して、エラーを出現させていれば対象者となっていたわけですから。
IEOに当選したFCR、および、5月18日16時40分〜18時30分の間に購入したFCR
これも想像を超えていました。個人的には、IEO当選組のみと思っていましたが、初値買い&初日トレードの投機家は、100万FCRコインなど余裕で超えてくると思いますので、制限に引っかかって売り切れなかった人も多かったのでしょう。
私の場合は、当選したFCRコイン250万FCRコイン分全てが対象になりました。
FCRコインの補償額
問い合わせでは、何度もGMOコインにIEO当選を無かったことにして欲しい。つまり、2.2円で買い取りと手数料分の返金を求めていました。
「売却注文時のFCRの時価(※1)」×売却済み分のFCR数量)-(「売却時価格」×売却済み分のFCR数量)(※2,3)
(※1)売却注文操作のログの直前のFCRの時価(複数のログがある場合は、最も高い価格)
(※2)追加購入したFCRがある場合は、取得したタイミングが早いものから売却したものとして考える(先入れ先出し法を採用)。
(※3)(「売却時価格」×売却済み分のFCR数量)については、複数の約定がある場合、約定ごとに約定金額の小数点以下を切り捨てして合算しています。
上記が対象になる方は、IEO当選分を売却した人やセカンダリーで購入し、売却した人です。さらに時価から売却時価格を引いた額になりますので、利益が出ているトレードは対象外(マイナス)になります。
よって、100万FCRコイン以上を保有し、トラブルがありましたがその後、売ってしまって損失が出ていても救済されると言うことになります。
「売却注文時のFCRの時価(※1)」× 未売却分のFCR数量
(※)未売却分のFCRは、売却注文時の価格で当社が直接買い取ることといたします。補填実施に伴い未売却分のFCRはお客さまの残高から減少いたします。
私はこのタイプでした。IEO初日からGMOコインに全額買い取ってもらう為に1FCRコインも売りませんでした。なので、250万FCRコイン全額を買い取ってもらえることになりました。
一部売ってしまっても、全部売ってしまっても、全部持っていても補償が受けられますので公平・公正です。
実際のFCRコイン補填額
「売却注文時の価格」が対象者によって異なるようです。私の場合「2.6円」と提示されていますが、FCRコイン当選分にそのまま2.6円を掛けても、提示された買取価格に到達せず、実質2.4円になっています。
これに関して文句が出る人もいるかもしれませんが、極めて現実的で1分足ベースなのか5分足ベースなのか、IEO後すぐにオーダーを出していれば、跳ねあがりましたのでその時は、1FCRコイン2.2円以上になっていました。
実際にその額で売却できたと仮定し、補填額が決定されているので、条件面としては良いと言えそうです。
そもそも、FCRコインの2.2円以上のゾーンで全てのオーダーが捌けるかどうか?は、取引量を見ても本当に微妙なところでしたので、満額2.4円以上で全額買い取ってくれれば、手数料と税金を考慮するとトントンか少しマイナスになる程度です。
実際には、補填が実行されないといくらになるのか分からない為、後日追記しようと思います。2022年7月7日12時にロックがかかり、GMOコインとFCRコインの売買が強制実行されるまでどのぐらいかかるか分かりませんが、1週間以内の7月14日までには、補填が終わりそうです。結果が出次第、追記し、私の黒歴史として刻んでおこうと思います。
七夕らしく、FCRコインを買い取って頂き願いが叶った気分です。

最終的には、このような取引履歴となりました。これだけを見れば、IEO当選分全てを買い戻してもらったと言うことではありませんでした。
また、買取レートは、2.639円でIEO販売価格2.2円に対しては、+16.6%となっています。その反面、手数料で28万円支払っています。ここまでを見ると22万円ほど持ち出し(マイナス)となっています。
ここで買い取り実行されなかった40万FCRコインについては、この間、新規でFCRコインのトレードを40万FCRコイン分しておりましたので、差し引き40万FCRコイン(40万FCRコインを買い、40万FCRコインを売っていた)が買い取られなかったことへの説明がつきます。
そして、この40万FCRコインを入出金の現金入金として761,208円支払われました。この40万FCRコインを@1.9円で買い取ってもらった計算になります。
となるともし、この間に1億FCRコインの売買をしていた場合、損益の如何に関わらず(2.639円-平均売却単価)×1億FCRコインとなり、2億入金される事態に・・・。
まあ、こういったトラブルがあって、さらに積極的に売買するような人がいたら強運としか言いようがない。
ともあれ、国内IEO第二弾は、大失敗のIEOとなりました。取引所側の不慣れ。業界のガイドライン未整備などの問題があらわに。そもそも、価値が無いものに価値を適当に付けて、みんなで売買するゲームなわけで、ルールの後出しや特定の参加者に不利になるようなゲームであってはならないです。
健全なる賭博場の発展を願って。

入金10,000,000円に対して、税引前リターンが838,686円でフィニッシュ。+8%でFCRコインを卒業できました。FCRコインが0.5を切ったところに設置。上がったところで売却のスイングとGMOコイン買取によるあがり。