パレットトークン(PLT)ステーキング1回目利回り

パレットトークン

もう、早めの元本回収をしてしまったのでガチホならぬガチ放置状態のパレットトークン。暗号資産の利益は、雑所得で総合課税なのも考慮し、今年の売却枠は消化してしまいました。

持ち分を売るのであれば、残りは年度変り後なので1月1日0時に手放すかどうかを思案中。

暗号資産をやり始めて、初めてのステーキングでした。ブリッジとか分けの分からないことをやり、無事1回目のステーキングに間に合ったわけですが、9月22日に記念すべき第1回目の分配?配当?利息?がありました。結果がこちら。

ノード選択は、正直ノードで利回りが違うとか、セキュリティリスクがあるとか、差が分からなかったので、半々でステーキングしました。ハッシュパレットに20,200。ハッシュポートに20,200です。

受取可能部分がステーキングの報酬になるわけですが、アプリの取引履歴を見てもどっちのノードからどれぐらい入ったのかが分かりません。もしかしたら、探したりないのかもしれませんが、上の画像のようにまとめて202PLTが入ってきていました。

パレットトークン ステーキングの利回り

どっちのノードからいくら入ってきたか分かりませんので、単純に202PLTを利用し計算します。まずは、ステーキング量に対する割合を算出。

202PLT÷40,400PLT×100=0.5%

今回1発のステーキングで総量の0.5%が分配。ステーキング報酬は、3日に1回受け取れるので1か月あたり30日計算で10回受け取れる計算に。そうすると月間では、

0.5%×10回=5%

月利5%とこれだけ見ると恐ろしい数値です。逆にPLT価格が月間で5%下落してもイーブンとなるので、ただ保有するよりかは、ステーキングしたほうが良さそうです。但し、ブリッジや送金手数料もあるので、保有数量が少ない場合、ステーキングする意味がありません。では、年率換算で見た場合は、

5%×12カ月=60%

年率60%ともう狂っているパーセンテージです。但し、年内は、高い利率を維持すると運営者のTwitterにありましたので、この驚異的な数値は、2021年限定であると考えたほうが良さそうです。10月、11月、12月とあと3か月。つまり、年の4分の1で25%になりますので、最低でも年内は、年率15%ペースでステーキングできそうです。

どうやらノードで利率も違うそうですが、半々預けてもトータル年率60%換算ですので、高いノードに移動させるのか常に半々でやるか、ステーキング報酬だけ高いほうに移動させるのか。など、戦術は人それぞれかもしれません。年内か来年か分かりませんが、ノードの追加もあるでしょうが年内が報酬利回りが一番高いのは事実でしょうね。

2021年ステーキング報酬の利回り

2021年のパレットトークンステーキング報酬の利回りは、ノード均等配分で残り10月、11月、12月換算で15%相当が配分されます。仮に1PLT=60円だとした場合、15%下落すると約50円ですので、年内ずっとステーキングしていた時の耐性は、1PLT=50円が限界となります(PLT下落をステーキングで補えるかと言う視点)。

それ以下になる場合は、高金利通貨と同じですね。金利以上に価値が下落するので、高い利回り出しても価値の目減りを抑えることが出来ません。下がりきると話は別ですが、暗号資産の場合は、まあ一桁まで下がる可能性もあるのでステーキング報酬なんぞ、何ともならない可能性もあるわけで。

PLTステーキング報酬の税金

ステーキングの報酬は、今回で言えば202PLTです。これが雑所得となるので、総合課税で算出される所得税と住民税がここから差し引かれます。単純に30%だとした場合、60PLT分は無くなることになります。

利回りで考えると今年は15%出るところが30%減ると約10%になります。

202PLTを現金化しなくても、配当当日の終値計算で算出し、雑所得を算定。確定申告の際には、その分を申告するわけで。では、202を現金化せず、そのままステーキングした場合、この202PLTの取得価格は、この日の終値となるわけです。

つまり、60円終値の日にステーキング報酬を受け取り、それを保持する。その後、価格が上がりも下がりもしますよね。では、損益分岐がどこなのかを探ってみました。

赤字(ステーキングが水の泡)

赤字になるケース。つまり、ステーキングをしたがどうなったら、トータルリターンがマイナスになるのか計算してみます。

まず、ステーキング報酬が202PLTで終値60円だとします。この時点で人によりますが、所得税住民税が合わせて30%だとした場合、202PLTの30%が約60PLTなので60PLT×60円=3,600円の税金を払ったとします。

そうすると、損益分岐点は+3,600円になるので、3,600円÷202PLT=17.8円となります。目安として1PLT=20円ぐらいになるので、ステーキング報酬時価の半分ぐらいになったら、現金化することでざっくり赤字になることは防げそうです。あくまで、ステーキング報酬のみを考えた場合ですが。

ただ、価格は、常に変動していますし、大きな変動があったりするともう計算できませんね(笑)Excelでステーキング報酬日に数量と終値を入力して、これまでの数値をベースに損益分岐点を算出するシートを作れば、ある程度管理できそうです。

どちらにせよ簡単な目安は、税金を考えると半値が安全。それ以上は、これまでのステーキング報酬が意味なくなり、さらに持ち分も下落しているのでダブルパンチです。

ステーキング数量に対する損益分岐は、ステーキング利回りが税引後に2021年10%なので、60円が54円になった時点で全体としては、マイナスになります。この場合、雑所得内譲渡損が出ているので、もう少し計算が煩雑で数%ずれます。

黒字

考えなくても良いかもしれませんが、ステーキング報酬が202PLTで@60円なら税率30%ですでに3,600円が納付済み。実質、現金効率としては140PLT分に減るわけですが、@120円になった場合に202PLT×差額60円=12,120円の譲渡益に対して税率30%計算だと3,600円。

ステーキング報酬時に3,600円を納めて、売却時に3,600円で合計7,200円納めています。これを実際の利益である12,120円の割合で計算すると59%となり、実効税率が60%近くなるという大変恐ろしいことに。

ステーキング報酬受取時に税金がかかり、さらに現金化した時にも黒字になると税金がかかる。もちろん、受取時の税金支払いは、年1回なので現金効率で言うと期中のどの辺かにもよりますが、最終的には同じことに。

パレットトークン ステーキング報酬利回りのまとめ

やはり、ステーキング報酬でも税金が面倒で利回り以上に、値動きによるリスクが半端ないですね。。。基本的にステーキング報酬は、大口でないと雀の涙。

運よく現金化するタイミングが黒字ラインを超えているぐらいで、満足するべきかもしれません。受取時に課税されて、売却時に課税されるという2重課税のような構造になっていると、リスクリターンを考えたらリスクが大きすぎるかもしれません。

年度で見たら、ステーキング報酬の納税分をピッタリ補填できる分だけ、期内で売却するのがドルコスの逆バージョンで機械的でいいかもしれません。

ステーキング報酬で複利・・・と言うキーワードも魅力なのですが、それ以上に価格次第。PLTが下落しない。もしくは、微増する。激増は無いにしても、そうでなければステーキングは、夢物語・・・汗。ただでさえステーキングで総量が多くなるわけで、これでロックアップ解除が始まるとちょっと恐ろしい。

やり方によっては、年度をまたいでステーキングしてしまったが故に納税が発生してしまったが、価格が下落しすぎて、納税分を加味すると元本以上にマイナスが出る。つまり、ロスカット機能なしで出資分以上のリスクを負っているのと同義になる。

これを回避するには、年度毎に益出し、損だしをしっかりやらねば。

追伸

と振り返ると懐かしいですね(汗)状況は変わっていますので、こちらで更新しております。

パレットトークン 【2021年版】パレットトークン終値(ステーキング確定申告用) パレットトークン パレットトークンの今後~将来性はあるのか?~

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