運転席の断熱・防音【カムロード・クレア】

ぽんつ
ぽんつ

助手席に続き、運転席の断熱・防音を行いました。通算3日。途中、雨で延期になったのもあり時間がかかりました。

前回の助手席防音断熱とエンジンカバー施工は、こちら

ナッツRVクレア 助手席フロア断熱・防音【カムロード・クレア】 エンジンカバー断熱・防音【カムロード・クレア】

助手席の防音・断熱の方法

サイドモールを取り外す

赤丸にあるネジ4か所を外し、サイドモールを外します。ついでに足元のフロアマットも。今回は、多少ネジの数が多いので、外したら養生テープでモールにネジをくっつけておくと迷わず便利。ちなみに運転席側は、レバー部分を外さなくてOKです。助手席から施工していたので、思わず運転席側のレバーカバーから外そうとしてしまいました。

マットのずれ防止ボタンを保管

フロアマット外すとこのずれ防止ボタンが出てきます。これ、最終的に無くても良いかなと思うのですが、元に戻す場合は、このプラ製ボタン留めを保管します。

運転席ボルトカバーを外す

謎のカバー。ボルト部分を隠す為?これが中央前だけ1つ付いてます。このカバーは、施工後に取り付け辛くなってしまうので、とりあえず保管して付けられなければ捨ててもよいと思います。にしてもクレアは、なぜここだけ付いてるのだろうか。

運転席のボルト外し

運転席の前と後ろに2個ずつボルトがあるので、12㎜ソケットレンチで外します。前側をやる場合は、座席を後ろに移動。後ろ側をやる場合は、座席を前に移動することで取りやすくなります。

運転席端子を外す

運転席後ろ側の座席ボルトを外す前に、接続端子を取っておいたほうが安心です。引き抜くだけでなく、押し込むところがあるので摘まんで抜くイメージ。

座席を外す

座席を外すとこんな感じです。ちなみに座席を折りたたんだ状態だと、クレアのエントランスドアから後ろに放り込むことが出来ます。

シフトレバーカバー・センターコンソールのねじ外し①

見切れましたが運転席側からセンターコンソール部分を見ると合計4つのネジ。上2つは、普通のネジで下のBOXネジ2つは、プラスチックとネジが一体になることで押さえる、なんというネジか分かりませんが形状が異なります。とりあえず運転席側から合計4つのネジを外します。

シフトレバーカバー・センターコンソールのねじ外し②

逆行で見えにくいのですが、3カ所。シフトレバー部分にネジとボルトが1つずつ。センターコンソールにネジが1つ。こちらも全部取って、分かりやすいようにまとめておきます。

シフトレバーのネジ外し

最初、どうやったら抜けるのか分からず、引っ張ってました(笑)後ろ側にネジ2つがあり、普通にプラスドライバーで外せます。小さなネジなので、落として無くさないように要注意。

シフトレバーのカバーを外す

シフトノブを外していれば、上に持ち上げればカパッと外れます。

センターコンソールカバーとサイドブレーキカバーを外す

写真を撮り忘れましたがサイドブレーキカバーの後ろ側にネジが1つあります。それを外せば、サイドブレーキカバーが外れます。ちなみに2部品の構成となっており、センターコンソールカバーとサイドブレーキカバーは、別々で取れますし付けられます。

サイドブレーキカバーの注意点

サイドブレーキカバーのネジ穴を埋めてしまわないように、養生テープで目印を入れておくことをお勧めします。今回、忘れて穴を埋めてしまい、「ネジ穴が無い!」と失敗。周辺を剥がすことになりました。

センターコンソールカバーの注意点

施工する際に厚みがある素材を使ったり、カバーがよれて厚みにつながったりするとカバーのネジ穴が合わず、ハマらなくなります。後述しますが、少しでも苦労したくない人は、フロアカバーを全て取った後にセンターコンソールカバーをはめて、どこにカバーの先端が来るかマークしておいてください。そこのきわから1㎝程度あけて施工するか、素材を絞るかで対策できます。

フロアカバーを外す

今回も運転席側だけなので、中央側までフロアカバーをめくりあげれば施工できます。足元が多少窮屈ですが、助手席側に押し込めばなんとかいけます。その際にフロアカバーの糸くずや埃が結構出ますので、次項の脱脂と一緒に綺麗にしておきます。

脱脂と養生テープ引っぺがし

今回も念のため、全体の脱脂をします。その前に謎の白いテープだったり、クレアの配線だったりとテープがいっぱいあるので、全部引っぺがします。テープ位置と言うか配線具合は、戻す際に必要になったりするので、写真を撮っておくと便利です。

防音シートの貼付

今回は、耐熱ゾーンではないこともあり、Noisus(ノイサス)高比重遮音シートを使ってみました。施工は、凹凸に追随する素材で曲げやすいです。伸びますが戻りますので、凹凸に沿って施工する必要があります。また、気温27℃程度でかなり柔らかくなりましたので、これが暑いとどうなるか未知です。いつだったか買ったブチルだと、べちゃべちゃになってしまう素材もあるので、気温が高い時に出してみて触ってみようと思います。

運転席全面に遮音シートを貼付しました。運転席側にもどうやらカバーがあって、ボルトを取りで開閉できそうな部分がありました。結局、微妙に避けたり被ったりで施工。最悪カッターでその部分カットすれば開くので、大丈夫かな。あとは、余っていた耐熱制振材をセンターコンソール部分に少し。

足元の奥の施工が大変でした。手は届かないし、変な態勢じゃないと貼れないし。前方も鉄板1枚なので、暑いしうるさくなるのが良く分かります。

ちなみにNoisus(ノイサス)高比重遮音シートは、制振材要らずと謳ってますので制振材不要です。

アルミガラスクロステープで補強

今回のNoisus(ノイサス)高比重遮音シートは、暑さでへたりそうだったので、がっつりアルミガラスクロステープで補強しておきました。溶けだして出てきたら厄介ですし、柔らかいのでかかとが着く部分とか薄くなりそうだったので、念入りに補強しておきました。

吸音シートを貼付

今回も助手席に続き、ゼトロ耐熱吸音シートを使います。販売元曰くこの組み合わせがよいとのこと。耐熱の必要性は、あまりありませんが余っていたものも含めて施工してみました。

ただ、1日たって続きをやりに来た時にアールの部分が剥がれてました。個人的には、若干粘着が足りないかなと感じます。この上からもアルミガラスクロステープで補強は、やりませんでした。助手席は、少しやってのですがこの上からフロアカバーを被せるので要らないかなと。

配線戻し

配線戻しの注意点は、この上にフロアカバーを戻す際に、この配線をつぶさないようにすることですね。左側下部の座席レール部分で潰す確率が高いので、そこだけ避けるように配線すれば問題ないかと。

また、吸音シートの下にやるか上にやるかで迷いました。結果、この部分で必要になるとすれば、①配線②運転席下カバー。この2つの要素しかないと思うので、フロアカバーをめくったらすぐ配線。と言う構成に。

もしかしたら、フロアカバーを被せる際にずれてしまうかもしれないので、左下部分だけ養生テープで吸音シートに固定しても良いかもしれません。ただ、剥がすと破れてしまいますが。

全戻し

・フロアカバーを全戻し
・サイドモールを取り付け
・センターコンソールカバーを取り付け
・サイドブレーキカバーの取り付け
・シフトカバーの取り付け
・シフトバーの取り付け
・運転席の取り付け

と全て戻して完了です。

運転席防音・断熱の材料

助手席施工からの材料も一部使っていますので、合計を出すには合算をお願い致します。

・Noisus(ノイサス)高比重遮音シート×通常サイズ8枚
・ゼトロ耐熱吸音シート×通常サイズ12枚
・アルミガラスクロステープ×20m 2個

今回施工してみて、まだ走行テストを行っていないので何とも言えませんが、助手席で使ったNoisus-ノイサス-耐熱制振シートと高比重遮音シートを比較してみようと思います。実際に比較できるわけではありませんが、助手席の静音化がかなり体感できたので、それと同じぐらいであれば・・・と期待しています。むしろ、それ以上であればロールスロイスになってしまうはずなので・・・。

運転席防音・断熱のまとめ

今回は、運転席のみとして3日間。初見で実質2日で出来る作業量かなと。前席全体を一気にやれば3日間ぐらいでいけそうですね。自宅で駐車場があって、作業時間・食事・トイレがすぐ出来るのであれば2日間かな。

助手席側の前は、内装で隠されていますが運転席側は、もぐって覗くと前が鉄板1枚と言うのが良く分かります。そりゃあ、ここから振動・熱・音も入ってくるわけで、フロントパネルを外したらどうなっているのやら。

次は、ドアのデッドニングならぬ防音・断熱に着手しようと思います。音を良くしたいと言うよりも、ナビの音がしっかりきれば。

運転席の防音・遮音効果のレビューは、体験後に行います!

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