エンジンカバー断熱・防音【カムロード・クレア】

ぽんつ
ぽんつ

エンジンルームの蓋?カバー?ボンネット?の断熱と防音を行いました。前回の助手席フロア断熱・防音の続きです。

前回の助手席フロア、エンジンルームサイドはこちら

ナッツRVクレア 助手席フロア断熱・防音【カムロード・クレア】

エンジンルームカバーの断熱・防音手順

前回、助手席フロアの断熱の際に、助手席が取り外せなかったので、エンジンルームカバーの上側の断熱・防音が出来ませんでした。今回は、キーポイントが分かったので助手席を取り外し、施工していきます。

助手席レバーの取り外し

レバーの取り外し方は、赤丸部分がロックされて取れません。上から見ながら、マイナスドライバーなどでフックを外し、横にスライドさせると外れます。また、緑丸部分のネジも外します。カバーは、写真左側にガコガコやってスライドさせると外れます。

助手席ナット・ボルト外し(手前側)

緑丸部分の14㎜ナットとボルトを外します。レバーがある関係でシートを前に倒した状態のみ、左側のナットが外れます。ちなみに右側のナットのかかりが薄いので、垂直に若干押し付け気味でやらないとなめそうです。

レンチは、前回12㎜でしたが今回は14㎜を使いました。助手席側の防音断熱のみであれば、この2つのサイズがあれば良さそうです。

助手席ボルト外し(奥側)

奥側にボルトが2個あるので、これも14㎜で外します。

シートベルトを外す

助手席の背もたれとシートを外した状態です。赤丸の中央席シートは、今回外しませんでした。また、ナッツRVクレアだと緑丸部分のボードがあるのですが、外せそうだったものの今回はパス。

青丸部分のシートベルトだけは、施工に邪魔なのでボルト1本外せば取れます。

エンジンカバーの脱脂

制振材を貼付する場合は、脱脂必須になります。ぼろきれを使って、糸くずが出ないように油を取ります。その後、完全に乾燥するまで暫く待ちます。

防音、断熱で脱脂をやっていると意外に布切れって使うんだなと。1パーツ1つぐらいなので、キャンピングカーの前席やるなら10枚ぐらいあるといいかもしれません。かなり汚れます。

エンジンカバーの取り付け部分の鉄板施工

助手席を取り外すと施工できる部分の1つが、この部分です。お好みに応じて制振材を貼っても良いかもしれません。

エンジンカバーに耐熱制振材を貼付

Noisus(ノイサス)耐熱制振シートが前回でなくなり、今回エンジンカバー用に普通サイズ3枚を追加し、大体で貼付。残量に応じてぎっちり貼付でも良いと思います。ちなみに黒いゴム部分は、つぶしませんでした。シートが純正なので、乗らなくなったら嫌だなと。

アルミガラスクロステープで固定

制振材を貼付後に上からアルミガラスクロステープで補強。黒ゴムとボルト部分を除き貼付。

耐熱吸音材を貼付

ゼトロ耐熱吸音シートを全面貼付。その後、シートベルトを取り付け→カバー戻し→助手席背もたれ取付→助手席シート取付で完了です。

エンジンカバー内側をどうるすか?

カムロードのエンジンルームを開けると、純正の断熱材が内側に取り付けられています。内側にも制振材や断熱材、吸音材などをやってもいいかなと思ったのですが、表側だけでとりあえず。

時間と予算とモチベーションにより裏側も。

ただ、ここまでで4~5時間ほどかかったので、エンジンカバーの両面をやるとすれば朝9時には始めて、暗くなる前に間に合えばいいかぐらいのスケージュールかなと。

若干のトラブル

純正シートの場合、背もたれを付けて座面を付けますが、座面を置いてもボルトが出てこないトラブルがありました。

理由としては、知らずのうちにゴミ脱落予防?の生地が座面下に入ってしまって、ネジが布を噛んでいたこと。おそらくカムロード純正のものだと思います。

また、それでも奥側のボルトが出てきにくくなっており、もし純正シートでエンジンカバー断熱防音をするなら、10㎜の断熱材は、奥側がキツイと思います。最悪、1カ所ナットなしになるので、制振材+クッション性があるもの5㎜ぐらいまでがちょうどいいかも。

もちろん、先人たちでは10㎜ペフシートが定番と書かれているのですが、前回のエントリーで書いたようにペフシートに硬い種類のものがあるので、ペフシートを使うなら種類確認が必要です。

エンジンカバー・助手席の断熱・防音まとめ

ナッツRVクレア 助手席フロア断熱・防音【カムロード・クレア】

前回の助手席フロアと今回のエンジンルームを1日でやるとすれば、朝8時スタートで休憩も入れて初見で18時ぐらい。前から車をいじってたり、1度取り外しの経験があれば、もっと早くなるかも。

何より素材のカット時間とシールはがしの時間が大半。これで中央シートの背もたれを外し、クレア特有の連結カバー部分を外すとなると1日では無理。自宅で駐車場があり、ライトがあるなら夜まで出来ると思いますが。

効果はと言えば、前回の記事でも記載の通り、既に体感できるほどの防音効果がありましたので、今回エンジンカバーが制振・防音・断熱されることで多少の積み増しが間違いないとふんでいます。材料も同じものを使っているので、そこでもブレは無さそうです。

お次は、運転席。材料も変えて施工してみようと思います。

最後にエンジンルーム奥の写真を1枚。暗くて分かりにくいのですが、キャンピングカー居室側を向いて撮っています。奥の白い部分は、鉄板と思いきやFRPでした。

こんなにエンジンに近いし、上には断熱材があるぐらいなのにここは大丈夫なのか?と思ってしまいますが、まあ大丈夫なのでしょう。ここのFRPが何㎝あるのか分かりませんが、この裏側が気になりますね。

おそらくリチウムイオンバッテリーやインバーターが入っている場所なのか。FRPに制振材貼るって聞いたことありませんが、断熱材と吸音材なら効果あるかもしれませんね。そもそもインバーターの稼働音も室内で聞こえますし。

静音化と断熱は、キリが無い・・・

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