ルーフベント車内側カバー自作【カムロード・クレア】

ルーフベント

キャンピングカーのほとんどの天井に換気扇が付いています。写真のルーフベントですが、取り付けているメリットよりもデメリットのほうが多いかも?と思うこの頃。

例えば、

  • 動作オフでも外気が隙間から入ってくる(暑い、寒い)
  • ルーフベント自体やカバーが熱せられて暑くなる
  • 上からの騒音を拾ってくる
  • 降雨時に雨音がうるさい
  • 朝4時過ぎから明るくなって目が覚める

など、換気で空気の入れ替えや温度上昇を下げる為に使うのはもちろんですが、こういったデメリットがあるのも事実。

これを夏のロングドライブ前になんとかせねばと、ルーフベントの車内側カバーを自作してみました。

ルーフベントカバーのサイズと素材

ナッツRVのクレアに搭載されているマックスファンの内側は、34.5㎝×34.5㎝です。素材はこちら。

厚さ8㎜のアルミレジャーマットで作成することにしました。本当は、余っている防音材や吸音材なども使って作成しようと思ったのですが、時間優先で手っ取り早く安く仕上げる為にチョイス。

さくっと34.5㎝の正方形で切り出してはめてみます。

天文的な写真になりましたが、8㎜のアルミレジャーシートだと透けてしまいます。また、ルーフベントの形も正方形ではなく、角にアールが付いていて曲面なので隙間が出ます。

アプローチ方法としては、角にアールを付けるか35㎝×35㎝で切り出すかどちらかかと。

ルーフベント開閉ダイヤル部分のカット

右上のダイヤル部分を7.5㎝×7.5㎝の正方形でカットするとこんな感じに。ファンのなんと言うのか外側のところにちょうど、かかってしまいここから熱気が流れ込んでしまうので、ダイヤル部分のカットは正方形でないほうがよさそう。

角から7.5㎝位置に4㎝ずつ切り込みを入れ、その頂点を結んでカットするとダイヤルをうまく避けながら、ファン部分とも密閉度を高めたカットができます。

ダイヤル厚みは、8㎜以上あるのでアルミレジャーシート8㎜だと2枚分は、このカットが必要になってきます。

今回、3枚で合計2.4㎝厚でやってみました。

3枚で十分外気の遮断と遮光が実現できました。ダイヤル部分は、もう少しフィットするものを作れば、密閉度が高まるかもしれません。もう1枚分はめこみ余力があったので、最終的には4枚で合計3.2㎝厚で作っています。

3枚3.2㎝で作っても100%遮光は達成できるはず(ダイヤル部分がぼんやり明るくなってしまうが)。

はい、ダサいです。いいんです。試作品なので。

アルミレジャーシートを4枚重ねて、2枚だけダイヤルよけに角をカットしています。接着には、余っていたアルミガラスクロステープを使っています。粘着力抜群で防水機能もあるので冬でも使えるかもしれません。

カバー取り外しパーツを付ける

カバーをはめこむと取りずらくなります。また、何回も取っているうちに外側からヘタってくるだろう・・・と言うことで真ん中から下げて取れるように、こんなものを。

コンビニでもらったプラスチックスプーンを折ったものとナイロン紐です・・・・。いいんです。試作品なので。

真ん中に穴をあけて、こちらもへたらないようにアルミガラスクロステープで接着。

↑これは外側(ベンチルーフ側)から見るとこんな感じです。多少の遮熱・断熱は期待できそうです。

ルーフベント室内側カバー作成のまとめ

試作品の完成品です。真ん中のナイロン紐を引っ張って取る。取付時は押し込むだけと言う手軽さ。万が一、落下して人やペットに当たっても怪我の確率ほぼゼロ。走行中の振動で落ちてしまうか要テスト。

遮熱や断熱も行われ、防音機能と遮光機能も搭載。これが1,000円かからない!素晴らしい。ものすごくイケてないが、綺麗に見えるよう取っ手を付けて、見てくれは木目調テープを張るなどすればよく見える。

何度も取り外していると必ずヘタってくるはずなので、クッション性の高いテープなりで外側を補強すれば問題ないかも。何より1度取り付けたら外さなそうな気がしている。

そもそも、キャンピングカー内で料理もしないので、1度ぐらいしかルーフベントを使っていない。フールベントを使う人でも、自作のルーフベントカバーの1部に穴を開ければ、付けっぱなしで空気だけ流して遮光だけに使うなど、色々工夫できるかもしれない。

何よりここからの音と外気の流入は、かなり大きいので炎天下のキャンピングカー旅がどうなるか楽しみだ。

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