ドアダクトカバーの取り付け【カムロード・クレア】

ドアダクト

今回は、貼るだけ簡単な快適化。前々からドアの窓開閉スイッチ部分から、猛烈な勢いで風が出ているのが気になっていました。「なぜスイッチ部分から?」と考えていたのですが、原因がドアダクトにあると発覚。ここを塞ぐことにしました。

原理としては、下記の図のようなイメージです。ドアのデッドニングなどで中のフィルムが取り外されている場合、風の分散が違うかもしれませんが、ドアパネルの隙間から風が吹き出ます。

ドアダクトからの外気流入

ステップの穴から風がドアダクトに入り込み、ドアパネルのスイッチ部分やその他の隙間から出てきます。もちろん、外気なので夏は暑いし冬は冷たいわけで、冷房や暖房効率が落ちる原因になっていると考えられます。

もちろん、フィルターも通してないので、道路沿いの排ガスからPM2.5に埃、花粉などもまとめてここから入ってきます。

なので、ドアダクトを完全に閉じたくないと言う人は、ドアダクトに家庭用の空気清浄機や住宅用の換気フィルターをここに張り付けるだけで、走行中の塵や花粉の入り込みを防げそうです。但し、暖気や冷気は入ってきますので、走行中の空調効率は落ちます。

市販のドアダクトカバー

ドアダクトを閉じるのに、どうしようかと考えていました。アルミガラステープを貼っても良いし、制振材を貼った上からアルミガラステープでもいいなと。

探しているとこんなものを発見。

株式会社シャドウのドアダクトカバー。送料込みで3,820円と結構高め。プラスチック板で自作出来る方は、自分でサイズを測ってカットし、角を研磨したものを使えば、より綺麗に施工できます。

シャドウのドアダクトカバーは、おそらくアルミ板のウレタンサンドかな。

1㎜弱で3層構造になっており、両面テープ(白)と保護フィルム(青)が貼ってあります。

買ってから思いましたが、これなら余った制振材+アルミガラステープ+絶縁断熱テープ(白)で割と綺麗に加工できそうかなと。まあ買いましたので施工していきます。

ドアダクトカバーの取り付け方法

ドアダクトを塞ぐ前に、ドア内の水は、この赤丸の穴から排出されますので、一定の水量があれば出てきます。ただ、結露的に水滴が付着していると換気が出来ないので、錆の原因にはなるかもしれませんが塩水や塩気が入るよりマシかなと。

清掃と脱脂

接着面の汚れを落として脱脂します。噂によると両面テープの耐久が弱いとかもあったので、しっかり油分を除去して貼り付けます。

貼り付け位置の確認

貼り付け位置を確認すると右側が狭く、左側が余る構図に。また、下部の貼り付け面積も少ないので、出来るだけ右側で下側に貼り付けなければ、接着が弱くなってしまいます。その為、右下の角が若干出てしまうぐらいがちょうど良いかと。

もしくは、加工出来る方は、右下にアールを作ればよりフィットして貼り付け可能です。

両面テープを剥がし接着

ダクト部分のじゃばら?(でっばり部分)にも両面テープが当たるので、接着後にしっかり全体を押し付ける必要もありそうです。圧着出来るように全体を押さえつけます。

保護フィルムを剥がす

ブルーが気にならない方は、保護フィルムありのまま使ってもよいですし、剥がしてもよし。

完成

板が白で車体がクリームなので、若干の違和感がありますがまあ良しとしましょう。これでドアダクトカバーの取り付けが完了です。

ドアダクトカバーの効果

今回、ドアダクトまわりをやってみて思ったのが、ドアのデッドニングをやっている人が結構いますが、ドアダクトを埋めている人が少なかったような・・・。おそらく、ドアダクトから音が入ってきて、ドア内で他の音と干渉するのでむしろここをしっかり塞がないと、ドアがいい箱にならないような・・・。

それはさておき、夏場の暑さで運転中頭の付近に熱気がモアモア漂って不快でした。ドアダクトから道路やエンジンの熱気が入り込み、そのままドアを伝って運転席上部に溜まるのでした。

ドアダクトカバーを付けることで、そこから外気が入ってこないのでかなりの効果が。空調も運転席側は、最も冷たくして風量2でギンギンに冷えますが、暖気が居室に向かってしまうのが無くなった分、運転中はエアコンオフでも冷えやすくなりました。

ドアダクトを塞ぐのは、お手軽でコストもそんなにかからず施工出来るのもありますし、おそらく手間とコスパを考えると1番効果が得られそうな快適ですね。なんせ、外気がガンガン入っていた部分を閉じるだけで、車内の温度変化をかなり減らすことが出来ますので。

特に暑い夏や寒い冬ほど効果が大きくなりそうです。

あとは、ダッシュボードからの排熱を減らす目的でもやったフロンドガラス交換。

フロントウィンド フロントガラス交換【カムロード・クレア】

熱気対策としては、今回で2つ目。夏の快適化は続く・・・

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