フロントガラス交換【カムロード・クレア】

フロントウィンド

暑い夏が到来し、ヘッドライトやウィンカーバルブの交換よりも、フロントガラス・フロントウィンドウの交換を優先しました(面倒で延期・・・?)。こればっかりは、自分1人では出来ないので業者に依頼。

フィルムを貼るかフロントガラスを交換するか迷いました。先人たちのブログなどでも、フロントガラスを交換している人がいない?少ない?のか見当たらなかったのもあり、チャレンジ。その記録となります。

クールベールプレミアムに交換

遮熱やUVカットよりも個人的には、遮音と防音をフロントガラスで高めたかったので、本当であればAGCの「遮音ガラス サウンドベール」にしたかったのです。

ただ、フロントガラス交換業者に何件か問い合わせても「取り扱いがありません」の回答ばかりで、ダイナ・カムロードの形のフロントガラスが製造されていないのか、事業者が取り扱っていないのか不明だったので、AGCに問い合わせたのです。

すると「交換用ガラスの在庫につきましては、自動車販売店様もしくはガラス販売店様に直接お問い合わせ頂けますと幸いです。弊社より個別の店舗様のご紹介はしておらず、誠にお手数をお掛け致しますが、ご理解頂きたく何卒宜しくお願い致します。」

との回答をもらったので、「販売店に問い合わせても取り扱いが無いと言う回答ばかりだったので、そもそも製造されているのかどうかを確認したいのですが」とオートモ英 インフォ/AGC/オート <info-automotive@agc.com>に返信したのですが、AGC担当者から返信はなく途絶えました・・・。

で、相性悪いっぽいので変えようと「クールベールプレミアム」に。と言ってもどちらもAGCなんですけどね(笑)

2019年に販売開始となったクールベールプレミアム。なので、カムロードの先人たちのブログに出てこなかったのも分かります。比較的新しい快適化ジャンルと言えるかもしれません。

何より車検対応です。厚みは、カムロードの純正フロントガラスと同じだと業者に言われました。なので、全てガラスではなく間に吸収材が入っているクールベールプレミアムのほうが、防音効果は数値的に若干下がる可能性がありそうです。

数値を測っていないのでなんとも言えませんが、誰か測定して欲しいものです。

肉眼で見ても厚みの違いは見られませんが、中間層の部分はきっぱり分かれているので、この層で遮熱し、UVカットが行われている感じはします。

積水化学工業の膜をAGCがガラスで挟み込み、フロントガラスを成型しているようです。

電波も通すので、ナビやETCなどにも影響がないフロントガラスになっています。

紫外線が気になる方は、フィルムでUV100%カットの製品も出ているので、このクールベールプレミアムに100%UVカットフィルを貼ると、現在考えられる車検可の最強対策になります。

フィルム会社にもクールベールプレミアムの施工店にも確認しましたが、透過率次第にはなりますが重ね張りOKだそうです。つまり、10万円ぐらいかけるとUV対策は最強になります。奥様やペットを乗せる方には良いのではないでしょうか?

こちらが今回欲しかったメインの機能。遮熱効果で車内温度の上昇を抑えるのが目的となります。

駐車中だと目隠しも兼ねたサンシェードを付けていますが、移動中などはサンシェードなし。その間の熱線カットで車内温度上昇を抑制する効果が得られます。その結果、エアコン効率が上がります。

もちろん、車内温度コントロールの対策は、これだけでは不十分で外気が入ってきたり、熱源があったりするとやはり効果が下がりますが、フロントガラスからの赤外線流入が低減出来れば、ダッシュボードの温度上昇が間違いなく抑えられるので効果は低くなさそうです。

フロントガラス交換作業

かなり見辛くなりました。やはり切り抜きは、背景白に限りますね。

写真は、既にフロントガラスが抜き取られているところで、作業の一部始終を1時間見ていましたが、補助者がいてプロでも1時間かかりますので、素人1人でやるには、無理でないにせよ4時間ぐらいかかると思います。

専用の工具も多数必要で、ガラスを吸盤で持ち上げる道具だったり、車体にはめ込む際に必要なロープだったり。道具集めだけで相当なもの。キャンピングカーのフロントガラス交換は、業者に任せるのがベストですね。

今回、「ダックス株式会社」さんに依頼したのですが、工場にキャンピングカーが入らないと言うことで、某所駐車場にて作業してもらいました。

私がずっと立って見ていたので、作業やり辛かったかもしれませんがテキパキ迅速に作業して頂き、1時間で終わりました。

養生もしっかりやって頂きましたし、アンテナ貼りや車検シールなどの施工も丁寧。挙句に車内の毛布まで丁寧に畳んで頂いており恐縮でした。

ワイパーは、助手席側だけ外しフロントガラスの交換が出来ていました。

フロントガラス交換の価格

意外に安いと言うかフィルム交換と比較した際に、いいフィルムだと同じぐらい価格がする場合もあったので、フィルムと比較するとべらぼーに高い感じではありませんでした。

ちなみに今回は、ダックスさん一本だったので相見積もりしておりません。今後、カムロードでフロントガラス交換しようとしている方がいらっしゃいましたら、参考にして頂ければと思います。

出張費用も込みです。ちなみにETCのアンテナをフロントガラスに接着している場合、別途1,000円ぐらいプラスになるイメージです。

ウェザーストリップなるものは、フロントガラス周りの固定・防水ゴムになります。まるで自転車のタイヤのでっかいバージョン。フロントガラスへのはめこみよりも、車体にはめ込むときが難しそうでした。

フロントガラス交換の快適化の結果

今後、使用にあたりレビューしていきたいと思います。気になっていた、ガラス上部のトップシェード・上部ぼかし。これが邪魔で信号や看板が見難くならないかな?と思ったのですが、クレアの場合は、ダイネットのバンク部分が前に出ているので、ちょうどその部分にかかっており、見辛くなったのは車体だけと言う結果に。

ぼかしに関しては、心配不要でした。他のカムロードのキャンピングカーもバンクが前に出ているはずなので、気にならないと思います。ただ、クールベールプレミアムは、自動ブレーキ機能に対応していないのでフロントガラス越しに映像で運転制御するものには、対応していないそうです。対応していないと言うか、全ての車種のテストは出来ないので対応外としか言えないかもしれません。

紫外線・赤外線カットの効果

一応、後から気になったのでクールベールプレミアムに「効果はどのぐらい継続しますか?」と確認取りました。結果、「永久」だそうです。ガラスが割れない・壊れない限り永久に効果が続くと言うことで、費用対効果がかなりありそうです。

フィルムの安物だと2~3年で寿命・劣化と言われていますので、長くキャンピングカー・カムロードに乗るつもりであれば、早めにフロントガラス交換したほうが快適化が持続しつつ、コストも実質低減していくので良さそうです。

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