ウェットスーツMAXIMUM(マキシマム)をオーダーメイド

モビーズウェットスーツMAXIMUM

スキューバダイビングで自前の器材じゃないとダメなのは、初心者だけ

某ダイブショップ
ポンツ
ポンツ

はい、その通りだと思います・・・

My器材か否か問題はおいておきまして、単純にシェルドライスーツしか持っておらず、沖縄エリアだと誰一人としてシェルなんか着ている人はいませんで・・・。何なら海パンとラッシュガードでガイドするようなショップもあったりで、沖縄方面は割とロックなエリア(海水温が高いだけですが)。

潜っているうちに・・・とは言えまだ10本台の初心者ですが、沖縄エリア用と夏の伊豆用をメインとしてMOBBY’S DIVING(モビーズダイビング)のオーダーメイドウェットスーツ「MAXIMUM(マキシマム)」を発注!

選定に関しては、細かく調べたわけでもなくショップで割引キャンペーンをやっていたので選んだ一品。そもそも、初心者なので何がどう、これがどうなども分かりません。1日使ってみたので、メモがてらレビュー。

5mmウェットスーツの着やすさと脱ぎやすさ

オーダーメイドでしかもマキシマムの海水排除コンセプトからも30か所近くサイズを測ります。首、手首、足首から肩幅などなどあらゆるところを。その結果、フィット感で言えばピッタリではなく5㎜程度、おそらく直径が小さく作られています。だからこそ、着た時に全身フィット感(多少のきつさ)があるわけです。

乾燥状態で1度試着したのですが、結構大変です。足を入れ、足首まであげて、膝まで伸ばし、膝まで上げて・・・と部位毎に徐々に履いては、生地を伸ばすを繰り返し、最後に腕を入れて肩まであげて完了。乾燥していたこともあり、汗をかき始めるとヌルっと入るどころかブレーキがかかって難易度アップ。

そして、初実践ではボートダイブ。ウェットスーツの下には、finetrackのフラッドラッシュです。キャニオリングやホワイトウォーターカヤックをやるので流用。下は、フラッドラッシュに海パン。上はフラッドラッシュのみ。ボートに乗船して、この格好からそのままウェットスーツを着ました。

もしかしたらレイヤリングが間違っている(海パン→ウェットスーツが普通)かもしれませんし、人によってはごわつきが気になるかもしれません。本当なら真っ裸でウェットスーツを試したいものですが、色々難しいですね。マキシマムのウェットスーツの内側は、裏起毛になっています。おそらく、裏起毛だからヌルっと感が出ないのと保温性もあるのかもしれません。

さて、2本潜ってダイビングから上がって船上で脱ぎます。手首と足首がヤバいぐらい脱げないです。濡れたら脱ぎやすくなるかなと思いましたが、かなり引っ張らないと脱げないぐらいピッタリで作られています。オーダーする時にオプションが提示されているのを思い出しました。

そうなんです。このモデルは、そもそも水密性を高めたモデルなのできつくてなんぼと言うことです。とりあえず、着る際にも脱ぐ際にも多少手間取りますが、仕様です。メーカー側もそれを認識して、買ってしまった人に逃げ道を用意しているような・・・。もし、買うとすれば最初から付けずに逃げ道としてのオプションと言う感じでしょうか。個人的には、ほんとジップは入れなくていいと感じています。

ウェットスーツの保温力と水密性

ウェットスーツは、川でも海でもよく着ますがだいたい腕、足、首のどこかから水が入ってきて寒いことになります。しかしながら、このモビーズのマキシマムは、水が入ってきませんでした。海水温が高くて気付かないとかはないと思います。首から背骨の凹みにかけて水がよく入るものです。それも無かったので、感覚的にはドライスーツに近い感じでした。

その結果、暑いと感じることも寒いと感じることもなく快適でした。この時は、海水温27℃で高めだったのでどのぐらいまでいけるのか。また、水密性に関しては、どのぐらいキープできるものなのかも探ってみたい。水温によっては、アンダーウェアなしでも寒くなさそうなのでそのラインも知りたいものです。

脱着と保温力を天秤にかけるのは難しい。どっちも欲しいですね正直。ただ、ドライスーツのスクイズのエア管理が無くて良いのでウェットスーツって楽でいいなと感じました。水中で管理しなければいけないことを1つでも減らせば、それだけトラブルや手間も防げますしね。

ポンツ
ポンツ

初めて見たときは、自分の足がそこにある!とオーダーメイドに感動

膝下のふくらはぎは、足首、ふくらはぎ、膝下とサイズがオーダーになっているため、まるで自分の足がそこにあるかのようなピッタリサイズです。しかも、スポンジラバーが膝下は表側と裏側の合計2枚で出来ており、足首から海水が入ってしまって寒くなるような事態は、発生しなさそうです。

膝部分の耐久性

膝部分には、4dpadなるカバーが。細かなドットは、高さ3㎜ほどの突起になっており膝全体がカバーされています。本来であれば、膝一体を1枚の強化ゴムなどで覆えばよいものの、機動性を考えるとこのような突起状になるのかと。動きを全く邪魔しない形状で且つ、膝部分のスーツ耐久性を向上させる構造になっています。

オーダーウェットスーツの価格

モビーズのマキシマム・5㎜オーダーウェットスーツ(フルスーツ)は、定価が税込118,800円です。各ショップさんなどで割引などもあると思いますし、オプションの有無もありますが税込11万ほどと考えてよさそうです。

仮にレンタルか購入かで考えると単純に比較できませんが、ウェットスーツ1日レンタル1,000円だとした場合、120日で元が取れます。ただ、このウェットスーツが10年持つかと言えばそうでない。3~5年が寿命と聞きますから5年で120日と考えると年間24日。1カ月に2日潜るペースに。

価格で考えてしまうと6~8万ぐらいのウェットスーツで毎月1日潜れば元が取れる。そう考えるとオーダーのウェットスーツで元を取るのは、なかなか難しそうですね。ただ、探すとほんとピンキリでオーダーのウェットスーツがあるので、ほどよいところで取捨選択するには、中級ぐらいにならないと答えが出ないかもしれませんね。

マキシマムのオーダーウェットスーツ個人的まとめ

個人的には、寒いより厚いほうがパフォーマンスが高くなるので、水密性の高い5㎜マキシマムを選択。さらに胴長でデカいのでオーダーで作ることとなりました。

若干、マキシマムは脱着の難易度が高めですが保温性とトレードオフと考え、行く先々のレンタルウェットスーツの調子が毎回異なることによるパフォーマンス低下を防げることもあり購入。

何よりメンタルスポーツであるので、「今回のウェットスーツは、どんなだろう?サイズ合うかな?寒く無いかな?海水ガバガバかな?」と考えてしまう人には、やはりMyウェットスーツがよいのかなと感じました。まだ1日しか使っていないので、今後レビューを増やしていこうと思います!

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