今年、キャンピングカーが納車されたあと、本格的に乗るまで時間があった為、自賠責保険のみ加入していた。
その後、それまで乗っていた車を売却すると同時に、その保険の等級を引き継げないか契約先に確認。するとキャンピングカーでもOKとのことだった。
巷では、キャンピングカーの自動車保険は、どこも取り扱いがないと保険会社が必然的に縛られるとも聞いていたが、今はどうなのだろうか。
もくじ
新規では加入できないSBI損保
私が今使っているキャンピングカーの任意保険は、SBI損保の保険。
これは、普通乗用車で乗っていた場合に限り、車両をキャンピングカーに切り替えができる。
つまり、最初からキャンピングカーで新規契約しようとしても出来なかった(2022年時点)。
おそらく、キャンピングカー保有者は、地方ならもう1台普通の車を持っているはず。そうすると、これまでの保険をキャンピングカーにあてがい、普段使いの車は、SBI損保やその他自動車保険を新規契約するのが常套手段だそうな。
キャンピングカー任意保険の費用の目安

ちょうど更新の時期で今回は、年額28,520円で更新となった。月当たり2,500円ほど。
ノンフリート等級が10級。ゴールド特約で保証内容は、下記の通り。

乗用車で契約していた時と比較し、車両保険がついていない。
SBI損保のキャンピングカー契約だと車両保険が付けられなかった。
これにはさすがに悩んだ。ただ、FRPで作られた上物が破損すれば、ほぼ修理は効かない。どこか割れたら廃車となる。軽微な修理で済むか廃車にするか。ほぼ2択の事故しかないだろう。と考えることにした。
そう考えると1,000万を超えるキャブコンは、事故に関して脆弱で横転事故で廃車。後ろからの追突で廃車。バンクを含む前面衝突で廃車。となかなか厳しい。
その点、バンコンに近いタイプの鉄板で車両が覆われているタイプの国産車や洋物ベースは、外が硬いのでその心配はない。善し悪しだが車両保険で考えると、大破する確率が高いので保険料を高額にするか、そもそもかけられないようにするかの2択しかないのだろう。
任意保険の保険料は、申請走行距離で変わる
それもそうかと思ったが、5,000㎞~10,000㎞と年間予想走行距離を申請するのか、10,000㎞~15,000㎞で申請するのかで、保険料が年間数千円変わる。
夏の長旅以外は、ちょい乗りが多いので現時点で8,000㎞。年間約10,000㎞だろうと考えているが、このぐらいであれば10,000㎞未満を選んでしまう。
オーバーしたからと言って保険料が支払われないことはない、と記載があるが5,000㎞~10,000㎞と申告しておいて20,000㎞走って事故ったら、補償が減額になるぐらいのペナルティはあるんだろうな。
ナッツRVだとあいおいニッセイ同和損害保険
一応、ビルダー&販売元であるナッツRVにも、任意保険に関して見積もりを取っていた。
車両保険にも加入できて、10等級で車両保険1,100万円ありで年額10万円だった。SBI損保だと約3万円なので、車両保険をつけると年額7万円のプラスと言うことになる。
キャンピングカーの車両保険付きで新車なら、年額10万円が目安となるかもしれない。
キャンピングカー任意保険の更新を終えて
キャンピングカーの特性上、ほとんど突発的な事故が多いはず。
車両価格の0.7%を10年かけても7%。この数値だけ見ると、車両保険をかけてもよいかな。と思うが、保険金で納車期間を待ちながら新車をまた買ったりするとはちょっと考えられない。
かと言って中古を買うかと言われれば、おそらく買わないだろう。
と言うことでうちのキャンピングカーには、2年目も車両保険をかけない任意保険となった。