【AAPL】アップル 米国株投資

ぽんつ
ぽんつ

個人的に米国株ポートフォリオで個別株保有率No.1のアップル。〇〇ショックで大暴落しない限り、新規での買い増しは無いので、基本ホールド。売るならいつか?を中心に考えをまとめてみました。また、アップル株は米国株ですが個人的には「株の債券」の位置づけです。

アップルの自社株買いと償却

直近、株式分割がありましたが調整後のアップルの普通株式数の推移です。順調に?減っていることが分かります。直近は、株式数の減少割合が鈍化がみられますが「自社株買い予算」「アップル株単価」「償却タイミング」「第三者割当」の変数掛け合わせで鈍化することに。

単純に考えれば、事業まわりが変わらず、売り上げや利益などが一定で毎年、自社株買いと償却を繰り返せば、理論上は株価がそれだけで上がっていきます。需要と供給の問題で上がるわけですね。

なので、個人的には、アップルが自社株買いを毎年確実に行っていくかどうかを1つの指標として見ています。配当も毎年3セント~8セント程度上がっていますが、そんなに個人的にインパクトがないので気にしていません。配当を下げることは無いだろうと思っていますが。

昨今、自社株買いに関する規制の話題がちらほら出ており、注視しています。禁止にすることはないと思いますが、借入金での購入禁止だったり、当期の利益分を上限としたりと何らかの制約は出てきそうですね。株主としては、正しいやり方の自社株買いは、株価が上がるだけなので大歓迎です。

ただ、当たり前ですが将来の研究開発費や内部留保を毀損してまで、自社株買いを強行する愚策はダメですね。アップルに限ってそれは無いと思いますけど。

アップルのPERとPBR

PERとPBRに関しては、これだけ見たら割高過ぎてヤバいですね。今後の成長性を考えても成長するとは思いますが、数年で適正水準まで成長するかと言えば難しい。

やはり、2019年のPER18倍・PBR10倍ぐらいが安心して買える水準と言えば水準。

ただ、ここからじゃあ市況が平穏だとして、株価が下がっていくかと言われればそうではないと考えています。金利上昇局面で結局、S&P500のパフォーマンスを下回る可能性もありますが、だからと言って利確のタイミングかと言われれば、まだ持っていられる。と言うのが本音。

競合のマイクロソフトがPER37倍でアップル31倍。クラウドサービス部分と製品部分で差はあれど近似。PBRは、マイクロソフト16倍でアップル45倍とかなり差が出ました。

PERやPBRだけで投資はしませんが、2022年~2023年の金利上昇局面でアップル株が軟調である可能性は十分ありそうです。しかし、だからと言って今売るか?と言えば売らずホールド。もちろん、アップル株以上のパフォーマンスを上げる個別銘柄は、数多く存在すると思います。

債券以上のパフォーマンスで、債券と同等程度の安全性を求めるとアップル株がいいと考えています。

アップルの製品とサービス

iphone、ipad、macにアップルウォッチやアップルストア・・・などの製品売上やサービスは、過去5年売上比率で見ても全ての製品・サービスで上昇傾向。

あとは、アップルのVR・ARに関する製品開発とリークされているアップルカー。それ以外にも新サービスや新製品の投入が見込まれていれば、やはりホールド。アナリストも製品化が近づくにつれて、その製品やサービスに対する売上や利益を入れ始める。

そう考えるとPERやPBRなど割高であっても、業績の上昇と新規サービス・製品の投入があれば、より早く適正な株価へ寄っていく。

だとすれば、製品やサービスに関して「もう限界だろう」と数年思われた時点で、売却を考える時なのかもしれない。今はまだ、これらの新サービスや製品があるだろうし、未だにiphone発表で一部が盛り上がるわけなのだから、陳腐化しているとは考えにくい。

それこそ、「パソコン」や「スマートフォン」が旧石器時代の産物となる時代に、ようやく衰退が見える。過去の家電メーカーがそうであったように。スマートグラスの進化や眼内ARレンズなど、スマホとパソコンに変わるディスプレイの進出次第。ただ、そこでもアップルはやはり、そのジャンルで製品を出してくる。

ナイキがブランド力をキープするように、アップルもブランド力をキープできずにSHARPにはなりえない。

アップルの時価総額ランキング

結局、多くの人が購入している指数投資は、時価総額加重平均型。アップルの時価総額は、世界1位。多くの人が指数投資でETFや投資信託を買えば買うほど、アップル株の購入量も多くなります。

当たり前ですがパッシブ運用の大半の人が長期投資でしょう。ただ、データを見ると国内投資信託の平均保有率が3年と非常に短いのですが、S&P500などに入る資金量は、年々増えているわけでそれに伴いアップルの業績に関わらず、株が買われる構図になっていると言っても過言ではない。

時価総額ランキングでずるずると下がることがれば、アップルの業績ではなく、他社が上がっている可能性もある。そうなったときは、売却するシグナルの1つだと考えています。

今はどうか?時価総額ランキング1位と言うこともありホールド。また、2位のマイクロソフトも保有していますが、順位が入れ替わったりする分には、個人的には構わない。2つ合わせてS&P500をアウトパフォームしてくれればベスト。

2022年アップルの予想株価

@188ドル!2022年末時点で軟調に着地し、年初来で7%ぐらいかなと。コロナ禍の推移が良すぎた。あとは、各地の制裁と規制。ストアの課金問題なども。

2022年は、新規で買うなら様子見か他のヘルスケア、情報、不動産セクターがいいかも。保有してるなら売り時は、アップルカーがどうなるかの25年以降で、半導体バブルが終わり始めた時。

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