【IPO当選】ライフドリンクカンパニー(2585/東証2部)

ぽんつ
ぽんつ

2021年3回目の当選です。ただ・・・予想通りIPO養分となった記録です。

ライフドリンクカンパニーは、ペットボトル飲料やソース、お茶やウーロン茶などのティーパックを作っている食品系の企業です。

意外にいきなりステーキの黒烏龍茶を生産している企業でした。

IPOジャンルとしては、かなり弱いですね。今更ペットボトル飲料か?将来性?サントリー、アサヒ、キリン、コカ・コーラで十分では?なぜ上場させるのか?

などなど、突っ込みどころ満載です。企業業績云々よりも未来へのビジョンが感じられない企業って、もう上場する必要ないのではないか?と感じてしまう。

特許を取得した、SDGs的なペットボトルや地球環境に負担が少ない水引揚など、近年のテーマもあまり感じられません。

企業理念

おいしさの中心、安心の先頭へ。

あまりよく分かりません。

ライフドリンクカンパニーIPO当選後の結果

結果
損失=(公募1,535円-初値1,427円)×100株+手数料198円=10,998円(↓7%

はい、想定通りのIPO養分となり証券会社と田中一族の利益となりました。IR情報より田中利子さん(兵庫県宝塚市)は、持ち株の半分を放出し、60万株を売却。60万×1,427円=8億5千万円ほど利確し、手に入れた計算となります。相続なのか不明ですが、役員に「田中」と言う人が一人もいないのにも関わらず、主要株主に計4名も田中さんがおられることから創業者相続なのか・・・Webからは、歴史が読み取れないのでなんとも(目論見書には書いてまますね)。

この日は、ライフドリンクカンパニー(2585)の他にも3社上場があり、選別が通常よりも進み資金が集まりにくかったのもあります。

当選しなかったラバブルマーケティング(持ち越し)や湖北工業(+32.5%)は、しっかり値が付きました。YCPとライフドリンクは、7%マイナス。

やはり、資金力が乏しいと養分案件しか回ってこなさそうな気がしますね。

ライフドリンクカンパニー上場初日チャート

初値後は、ずるずると安値更新で15時直前に一気に1,206円まで下落。買い向かいもなく、当日買いの当日売り勢か当選組の限界放出なのか分かりませんが、寂しい相場でした。

IPO当選購入・辞退履歴

年月銘柄公募価格売却価格利益
2021年08月20日フューチャーリンクネットワーク
(9241)
2,470円4,315円 184,500円
(+57.2%)
2021年09月22日シンプレクス・ホールディングス(4373)辞退辞退結果+2%
2021年10月14日PHCホールディングス (6523)3,250円2,803円-44,700円(-14.8%)
2021年12月21日ライフドリンクカンパニー(2585)1,535円1,427円-10,998円(-7%)
IPO当選購入履歴

今年は現時点で

+128,802円

資金効率めちゃくちゃ悪いです・・・。

ライフドリンクカンパニーIPO当選のまなび

PHCとは、また違った学びがありました。「え、こんな会社でも上場させちゃうんだ」と思うのが株式市場なのだと。主要株主がファンドと田中さん他だけで、さらにミネラルウォーターと言うこれまた国内市場で旬でないセクター。

そもそも、公募割れするのに仮条件が上限で決まる理不尽。もう仕組み自体が機能していないですよね。成行と言うか仮条件の上限で申し込みしないと、抽選すらされない現状の仕組み。

そうであれば、応募倍率に応じて機械的に仮条件のレンジ内で、倍率に応じて決定する仕組みを作ればいいのにと思ったりする。そうすれば茶番を防げるし、公募割れの可能性も低くなる。

PERとPBRに売上推移と業種。主要株主を見ると裏にあるものが空けてしまい、興ざめする瞬間がありIPOの面白さは、ここに少しあるかもしれないと感じる今日この頃。

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