暗号資産と貸株金利・ステーキング報酬で損益相殺

貸株金利

ぽんつ
ぽんつ

2022年は、GMOコインのお陰で暗号資産の損害が拡大したので、どうにか穴埋めに使えないかと調べてみました。

GMOコインで損害を被った話はこちら↓

GMOコインFCRコイン 【解決済】FCRコイン当選とGMOコイン粗相の係争全記録

暗号資産の損益は雑所得

暗号資産は、他の金融商品と損益通算できない雑所得で総合課税なのは、暗号資産プレイヤーなら知っている話。

業界的には、FXと同じく分離課税にして、FXなどと年度で相殺できたり損失分を3年使えるように動いているようです。

暗号資産の損失は、暗号資産の利益で相殺できます。なので、暗号資産で利益が出れば、損失が出ている通貨を損切りし税負担をゼロにするなど、年度末に調整している人も多いかと思います。

今回、上述の暗号資産で400万近く損失が出来てしまったので、暗号資産の利益でとんとんにするには、今年中に400万利確せねばいけません。

PLTで200万ぐらい年初に益出ししましたので、残り稼ぐべきは200万ほど。と言ってもトントンにする為に投機をしているわけではないのですが、ちょっと悔しいですよね。

脱線しましたが、暗号資産は雑所得内であれば損益の相殺ができるのでは?と前から思っていました。みんな益出しした際の総合課税で、税率が懲罰的なパーセンテージになることばかり注文が集まり、損失を出した場合の有効活用に関しては、情報が少ないなと感じていました。

貸株金利も雑所得だった

灯台下暗し。貸株と言う仕組み自体は、どうやら最近証券会社で出てきたようで、知らない人もいるようです。

日本株であっても米国株であっても、証券会社によっては貸株サービスを行っています。

ちなみにSBI証券だと日本株と米国株のどちらも貸株サービスを行っています。

この貸株サービスを利用すると毎日貸株金利が付き、月に1回入金される仕組みになっています。

これは日本株の貸株金利です。ほとんどの銘柄で年率0.1%です。仮に全銘柄が0.1%だとすると1,000万保有で年間1万円の貸株金利となります。

日本株だと銘柄によって、6%だったり15%などと言うハイリスクな?銘柄もあります。

貸株金利が高いと言うことは、それだけ信用取引需要があると言うことで、大きく上下するようなボラティリティが高い傾向にありますので、貸株金利を目当てに株を購入するのはかなり危険かもしれません。

個人的には、ベンチャー銘柄をいくつか持っていたので、その金利が比較的高めでした。

この貸株金利で受け取るお金が雑所得なわけです。暗号資産も雑所得の総合課税。貸株金利も雑所得の総合課税なわけです。

暗号資産のステーキングも雑所得

記憶に新しいPLTのステーキング

パレットトークン 【2021年版】パレットトークン終値(ステーキング確定申告用)

暗号資産のステーキングも雑所得になります。暗号資産を貸したりすることで受け取れますが、集計がかなり厄介なのでもうやっていません。昨年やっていましたが、システム対応しない限りやらないです。

貸株金利よりは、暗号資産のステーキングリワードのほうが額が大きくなるかもしれません。昨今の暗号資産下落で利率が下がっているかもしれませんが。

暗号資産の損益を貸株金利で相殺

結局のところ、貸株金利やステーキングリワードは雀の涙なので大したことにはなりません。これが使える人はごくわずかで

・日本株現物でマザーズ、ジャスダックなどのベンチャー銘柄投資が多い(貸株金利が高い)
・デイトレ、スイングではない中長期保有(貸株金利がしっかりつく)
・暗号資産でステーキング報酬を得ている
・暗号資産の投機で少し損失が出てしまった(貸株金利でカバーできる程度)

これにマッチしないとあまり意味がない。さらに貸株金利・ステーキングリワードは、必ず課税されるもので損失がでる属性ではなく、おまけのようなもの。

ただ、どうせ確定申告するならしっかりと相殺したいところ。

今回の暗号資産の損失を貸株金利所得と相殺できるか?に関しては、税理士に確認して発覚。「できる」と言う回答だったので、使う機会があればしっかり申請しようと思います。

その前に、あと半年でなんとか暗号資産(雑所得)で200万近く稼がないと、とギャンブラーな考え方に陥ってますが税制ってほんと謎だらけですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA