総資産・純資産が分かるアプリOneStockのススメ

純資産把握

ずっと総資産や純資産を把握できるツールやアプリが無いものかと、定期的に探しておりました。

と言うのも複数の銀行、証券会社の資産や入出金に対応している家計簿アプリは、マネークラウドとか色々使ってみたのですが、暗号資産や不動産に対応していないことが多く、どうもしっくりきませんでした。

出会いは偶然なもので、証券担保ローンを使えるようにするため(枠を確保するため)に、野村證券の口座を作ったのがきっかけでした。

米国株担保で野村Webローンのデメリット

野村証券に口座を開設し、SBI証券から米国株の一部を移管。担保設定を行い、Webローンを使って融資を実行。そんな中、野村証券がOneStock(ワンストック)と言う資産管理アプリを2022年5月にリリースしたのです。

実際に使ってみると個人的には、これが今のところベストでした。自分が望む機能が有料プランになっていたものの、有料課金で使っています。

これがあれば、資産が増える!と言うわけではなく、あくまで数値で森を見るためのツールとして非常に役立っているので紹介したいと思います。

OneStockで総資産も純資産も分かる

総資産の定義は、負債を除いた資産総額です。1億円の不動産は、総資産上では1億円としてカウントされます。ただ、純資産カウントでは、1億円の不動産を購入するのに8,000万円の借金があるのであれば、純資産が2,000万円となります。

個人的には、総資産って把握する必要あるのかな?と思いますが、まあ見れて損は無いかなと。

さらに純資産ベースだと借金が差し引かれるので、実態把握に必須となります。この点、OneStockでは、不動産・暗号資産・証券・債券など多くの資産が自動計上できるのに加え、どうしても自動取得できない場合は、手動入力にも対応しているので、OneStockだけで総資産と純資産の把握ができるようになります。

これは、執筆時点の純資産推移になります。米国株が戻ってきたお陰で綺麗な上昇曲線を描き、夏の旅の途中でも非常に楽しく時を過ごせます(笑)

ちなみに登録した時点からの推移となる為、資産データを残したい人は、早めに始めておくとトラックできますよ。

有料機能になりますが、グループを作成し、例えば、不動産だけ除いたり。借金をカウントしないで総資産表示にしたり、米国株と日本株で集計してみたりと色々なセグメントを作成できます。

個人的には、不動産の評価額とそれの借り入れがトータルでプラスなものの、不動産を売る予定が暫くないので除外して、純粋な金融資産だけのグループを作って確認しています。

急減したのって何だったか・・・と思ったらアルファベットの株式分割でした。分割後の株数が反映されずに1株単価が下がったので、影響甚大。

OneStockで現金比率の確認

投資における現金比率って、人によって様々でいくらがいいとか絶対は無いと思います。しかしながら、生活費12か月分だったり、資産の5%だったり、市況に応じて現金多めと基準は何かしらあるはず。

総資産や純資産が把握出来れば、頭の中でも計算できますがOneStockだと現金比率が金額とパーセンテージで把握可能です。

純粋な現金の定義として、証券口座でダブついてる現金。暗号資産購入待ちの現金。銀行の定期預金など全ての現金がカウントされるので、実態把握が簡単です。

つまり、フルポジ派だと「最悪小銭をかき集めれば〇円になる」と分かると非常に精神衛生上よくなります。

私もこれをベースに「あと〇年暴落し続けても大丈夫」「あと〇年で戻ってくれば何とかなる」など、切実な現金計算に使っています。

OneStockでアセットクラスの確認

項目は少ないので、厳密なアセットクラスの確認にはなりませんが、総資産のうち金融資産の中でどんなアセットクラスにいくら突っ込んでいるかがわかるようになっています。

これよりももう少し詳しいデータもアプリで表示可能です。

債券に〇割。株に〇割。と分けている人や日銀と同じ25%構成で4アセット構成を作りたい人など使えると思います。

個人的には、基本米国株100%ですが、日本株は優待狙いとスイング用で少し保有する程度になっています。

米国株の債券ETFは、外国債券にしっかりカウントされていますので、米国株運用でETFの人にも良さそうです。

総資産・純資産のリスクリターンの把握

参考になるのかならないのか。OneStockには、資産寿命や資産診断などを現在の資産構成からAI診断する機能がいくつかあります。正直、占いレベルなので、参考にならないってことはありませんが他の人と比較して、平均はこのぐらいであなたはこう。

と言うデータを見るとビックリします(笑)みんな結構持ってるんだなと。と言うか野村証券って手数料がえぐすぎるので、若い世代は使わない。やっぱり、おじいさんやおじさんが多いのかなと思ってしまいます。だから、保有資産が平均以上になりやすいのかも。

さて、現在の分析だと期待収益率6.6%で推定リスク13.5%です。それを利回り下げて、リスクをあげたほうがいいと言うAI診断(笑)完全にバグっているのか。こんな機能もあったりします。

純資産の把握にOneStockがおすすめのワケ

人によると思いますが、純資産が増えていればまあOKなわけです。毎日、毎月、毎年資産が増えていれば良しとする。

1つ1つの金融商品を見てしまう傾向にある個人投資家。それを森を見て把握することで、ちょっと下がったから貯金多めにしとくか。だったり、ボーナスはぜんつっぱするか。

など、純資産や総資産をベースに見るのが合っている人も少なくないのではないでしょうか。

もちろん、長期投資で銘柄選定もしっかりやっているのが前提。もしくは、全世界株や米国株へのメジャーな指数投資だからこそ、森を見ながらゆったりいけるわけで。

逆にデイトレやスイングオンリーだとOneStockで総資産や純資産を把握しても・・・と言った場合でも、毎月や毎年で把握するには、よい使い方かなとも思いました。

もう1つ。不動産を保有している人は、AI不動産査定を使えるので自分で手入力してもいいですし、市況に合わせた自動査定で自動入力にするのも便利です。

個人的には、Excelでずっと管理しているので、OneStockの有料プランでいつまで総資産・純資産の把握するか分かりませんが、暫く使って行きたいと思っています。

インストール自体は無料なので、興味があれば試しに使ってみてはいかがでしょうか?

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