GoPro Playerの使い方(Windows版)

GoPro Player

GoPro MAXで撮影した360度映像をどうやって編集するのか?まだ有料のものを使う勇気がないので、無料ソフトのGoPro Plyaer(ゴープロ プレイヤー)を使って出来るところまでやってみよう!と言うことで、まとめておきたいと思います。使い方が全く分からず、とりあえずさわってみました。

検証時、下記デスクトップPCのスペックを使用しております。GoPro MAXの360ファイル(360度動画)の編集となります。

検証条件

OS:Windows 10 Home
CPU:Intel(R) Core(TM) i5-7500T CPU @ 2.70GHz 2.71 GHz
メモリ:8GB

GoPro Playerを使っていると多少、ファンの音が大きくなるぐらいで動作には、全く問題ないです。

GoPro Playerのダウンロード方法

マイクロソフトのサイトから「GoPro」で検索すれば、サジェストで「GoPro Player」と表示されますので、そこから無料でダウンロードが可能です。

Microsoftのホームページで最小のスペック要素が下記に指定されています。

OSWindows 10 バージョン 17134.0 以降, Windows 10 バージョン 17134.0 以降, Xbox One
アーキテクチャx64
キーボード統合キーボード
マウス統合マウス
メモリ6 GB
ビデオ メモリ1 GB

Gopro Playerの使い方

使用するファイルは、GoPro MAXからクラウド経由、microSD経由、スマホ経由などでパソコンやHDD、SSDなどに持ってきます。その際に拡張子が「360」以外に「THM」や「LRV」などありますが、今回のGoPro Playerでは360ファイルしか使わないので、そのファイルだけ用意すればOKです。

まずは、360度動画でGopro Playerの基本操作を。1日目は、「あれ、早送り出来ないな~」と思っていたフレーム送りなどは、2日目でようやく分かりました(汗)もしかしたら、使いきれていない予感が多分に。編集する際も同じ使い方です。また、ショートカットボタンなどもあるようで、適当に押して探していたのですが、どこかにヘルプないものか。

再生・一時停止

再生・・・左下の再生ボタン or スペースボタン
一時停止・・・再生ボタンと同じ場所が一時停止ボタンに  or スペースボタン

早送り・早戻し(フレーム送り・フレーム戻し)

巻き戻しと書こうと思ったことは秘密です。タイムラインバーは、上写真の左右に伸びる目盛りの帯部分です。

フレーム操作・・・タイムラインバーを左クリックのドラッグで移動  or  キーボードの←→でコマ移動
最初・最後・・・タイムラインバーの左右矢印を左クリック

フレーム位置(中心位置の調整)

画面上のどこかを左クリックでドラッグすれば画角の位置(中心)を360度変えることができます。

拡大・縮小(ズームイン・ズームアウト)

画角を調整できます。マウスホイールでズームイン、ズームアウトが可能です。最大までズームアウトすると360度の魚眼っぽい絵になります。

回転(水平位置の調整)

両クリックしたまま、画面上の左側か右側から逆方向へドラッグすると、画面が回転します(水平位置が変更)。

水平を変更した後に、撮影時の水平に戻す場合は、Ctrl+Rでリセットされます。

ワールドロック(表示方角の指定)

これもいじっている間に理解できましたが、ワールドロックのON/OFFのボタンが画面右上にあります。

鍵マークの中に矢印のボタンです。青でON(撮影向きが固定。方角の固定)。グレーでOFF(指定した方向のまま)です。車の運転を撮影した場合で、常に前方を映したい場合は、ワールドロックをオフにします。なので、ほとんどのシーンで基本ワールドロックはOFFですね。

おそらく、ワールドロックをONにして北極星を中心にした場合、移動しながら常に北極星を捉えることが出来るので、そういった使い方もありそうですね。

注)ひょっとしたら検証不足で意味合いが違うかもしれません

水平レベル(水平ロック)

上図の一番下にあるアイコンが水平レベルON・OFFのアイコンです。青でON(常に地面に対して水平)、グレーでOFF(GoPro MAXの傾きそのまま)になります。

GoPro MAXで撮影していると、横で撮ったり逆さまで撮ったりしますが、水平レベル補正があると常に地面に対して水平で見れるので非常に楽です。基本、水平レベルは常にONが扱いやすいです。

トリミング(切り取り)

トリミングの機能を使いこなす為に4時間かかりました。なかなかカットすることが出来なかったのです。表示があるのでクリックすれば、カットする箇所の始めと終わりを指定できるのですが、何故かカットできません。

こんな感じでトリミングする最初を指定して、カットの終わりを再度指定。この時にハサミマークを始めに1回。終わりに2回クリックするとこの表示に。

この状態で詰みます。何度もやり直したり、動画を変えてみたりしました。「お手上げだ!」と思い翌日・・・。再度、適当に撮影してやってみると次のステップに。

まじか・・・行けました。次のステップでは、この2択が出てきます。「トリミングをエクスポート」するか「新しいトリミング済みドキュメントを作成」するか。

前者は、初めから終わりだけを書き出し、新しい360ファイルを作成できます。なので、ざっくり頭とお尻を切っておいて保存するのに便利かもしれません。

後者は、よく使う始点から終点までを完全にカットし、動画から削除する機能です。これで要らない部分をサクサクとカットできます。このトリミング機能は、360度モード(上部の地球アイコン)の時のみ動作します。編集モード(ひし形のマーク)の時は、トリミング機能が途中で止まって操作できません。

解像度

解像度は、右側にあるアイコンから指定が可能です。アップロードするSNSや用途に合わせて指定することで、編集時のサイズ確認から書き出し時の解像度指定まで出来ます。

Gopro Playerでの書き出し

作成したファイルの保存方法は、大きく分けて3通りあります。静止画の保存は、画面下部の画像保存ボタン(ハサミマークの右側)を押すと動作します。

動画に関しては、編集モードで画面右側の「エクスポート」ボタンを押下すると、動画の詳細を指定し書き出すことができます。

360度モード編集モード
静止画360度パノラマ画像指定した画角と位置で書き出し
動画なし指定した動画種類で書き出し

360度画像書き出しサンプル

暗所撮影がどうかテストしに行ったのですが、こんな感じです。360動画で撮影し、360静止画で書き出すと360を展開した写真になり、面白い絵が作れそうです(夜間は避けたい)。それにしても、GoPro MAXの遠いところに光源があるシーンは、難しいかも。

Gopro Player使い方のまとめ

GoPro MAXが届いて、とりあえず充電して適当に撮影。撮影したものを編集しようと無料のGopro Playerを触り続けること正味3日間。通算8時間ぐらいでしょうか。

動画の編集や静止画の出力も簡単に出来るソフトでした。マニュアルや使い方が無いので、多少手こずりましたがAdobe premiereに比較したら超簡単。動画もインスタ用かFacebook、Youtubeなどに合わせてサイズも指定して、書き出し出来るのでシンプルに作るのであれば十分。

ただ、360ファイル同士をつなげたりする機能が見当たらないので、1ファイルずつの作成のみになりそうです。基本1つの360ファイルから動画や写真を作るような。そんな用途に適したソフトと言ったイメージでした。

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