週刊ダイヤモンドの定期購読を辞めた

週刊ダイヤモンド

ぽんつ
ぽんつ

かれこれ10年以上、定期購読していた週刊誌「週刊ダイヤモンド」を更新タイミングで解約した話。自分メモとして解約理由を綴ります。

ビジネス系の週刊誌と言えば、週刊ダイヤモンド以外に日経ビジネス、東洋経済、プレジデントなどが有名でしょうか?日経ビジネスも購読していますが、週刊ダイヤモンドを定期購読するきっかけ・・・思い出せない。

にしても週刊誌で言うとこの2誌を読んでいた。惰性でこのまま更新しても良いかなと思ったが、いくつか気になる点が出てきていたのでまとめ&解約。

特集のマンネリ化

これは、多少しょうがないかなとも。でも、毎週出さなければいけないので、出来上がった特集をプールして出す。と言うことも実際あるんでしょうね。そういったものだと、毎年あったり隔年であったりと新鮮味がない特集になりがちです。

個人的にお腹いっぱいだった特集と言えば

「決算書・PL・BS系」
「三井・三菱・住友など財閥系」
「慶応・早稲田・三田会など特定大学系&大学ランキング系」
「生命保険・医療保険など保険系」
「薬・医療・医学部・医者など医療系」

郵送で週刊ダイヤモンドが到着し、表紙を見るや否や「またこれか」と思うこともしばしば。

費用的には、定期購読3年だと定価の半額で読めるので、2冊に1回外れがあってもカバーできるかなと思っていたものの、ネットのご時世にもなり、独自調査・取材した記事で無いと特集であっても「それ、ネットで書いてるし」と言う内容もちらほら。

どうしても読みたい特集があれば、単発で買って読めばいいか。と10年越しに解約に至った理由の1つが、この特集のマンネリ化でした。

特集以外の玉石混交レギュラーコンテンツ

基本的に週刊ダイヤモンドだと特集以外は、ジャンルが固定されたコンテンツがある。

ウォールストリートジャーナル

個人的に好きだったのが「ウォールストリートジャーナル」。ウォールストリートジャーナル自体が有料なので、それを2記事読めるのですが毎回面白かった。自分には、週刊ダイヤモンドよりむしろウォールストリートジャーナルのほうがあっているなと思うぐらい。

オフの役員

どこかの企業の役員がオフについて200文字?程度でコラムを書くコーナー。一回、個人的にとんでもない酷い目に合わされた社長が出てきており、それ以来、印象が悪くなってしまった。逆恨みではないが、どこかの企業役員のオフなどどうでもいいものである。

週刊ダイヤモンドが雑誌として取材のつながり作りや関係維持で、「オフの役員書いてくれませんか」のコネクション作りにしか見えなくなっている。

ゴルフIQを高めよう

おじさん=ゴルフ。の図式から読者層に多いのは分かる。だが、何十年もゴルフネタでもういいだろうと。それに競技人口で言えば、ゴルフより多いスポーツはたくさん存在する。定期購読する読者の年代別で見れば、40代~60代が多数派。でも、それに合わせていても先細りが確定してしまう。

ダイヤモンドオンライン

ダイヤモンドオンラインの記事がいくつか雑誌にも転載される。意外にも面白い記事が多かったりする。ヤフーニュースなどに並ばないような、よいクオリティの記事もあったので個人的に好きだった。が、これならネットの情報をわざわざ紙で見る必要もない。

やはり、紙であるが故の情報が無ければ、雑誌としての価値は落ちる。

新日本酒紀行

色々な酒蔵から日本酒までを紹介。日本文化として、酒のネタとしてのレギュラーコンテンツ。ただ、酒を飲む人は減り、日本のウィスキーなども流行ってきている。日本酒であることが、週刊ダイヤモンドとの整合性が微妙に映る。もちろん、毎回読み飛ばしていたが1ページを使っていることにもったいないなと感じていた。

「日本で作られるお酒」として、ビールやウィスキー、焼酎などもあっても良いのではなかろうか。

実益と暇つぶしの狭間

移動が多いビジネスパーソンにとって、雑誌を持ち新幹線や飛行機で読む。実益と暇つぶしを兼ねたものとして、非常に便利で役に立つ。この点、長らくお世話になった。移動がなくとも、息抜きと実益を兼ねたものはありがたい。

大体、週刊ダイヤモンドを1冊読むと40分前後かかる。週で40分だが、とりあえず興味が無ければ読み飛ばすとして、最近は惰性で読むことも多かった。それに「読もう」としないとやはり読めない。読めるタイミングや空間も意識して作る必要があった。

情報過多と言われる昨今、情報の取りすぎも脳を疲れさせる原因となるらしい。また、難しいのが人生の血肉となるには、量が必要。シャワーのように雑誌を読んでいると、どこかで点と点がつながることもあり、無駄ではないとも言える。

ただ、読みたいと思わないものを読むのは、国語の授業と一緒でかなり苦痛だ。

と言うことで、週刊ダイヤモンドの定期購読は、これで最後となった。もちろん、特集で面白そうだと思うものがあれば、是非とも買って読みたいと思う。

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