恐怖のAirbnb初体験

初めてAirbnbを使った体験記を。

Airbnbに関しては、米国株投資でAirbnbがIPO時に購入したのもあるし、上場前から民泊のビジネスモデルで流行っていたのもあったが使ったことがなかった。

今回、初めて使うことになった経緯は、目的地付近に手頃な宿がなかったら。これこそホテルや旅館の穴を埋めるAirbnbのメリットだと思ったのだが・・・。

チェックイン時間が突如変更

チェックイン可能時間は、ホストのページにも明示されているが、当日のチェックイン2時間前に「仕事で遅れるので、チェックインを1時間遅らせてほしい」と連絡。

別に1時間ぐらい近くて時間を潰せばいいものの、チェックイン時間変更に困るゲストもいるのだろうと思い、カフェで時間を潰す。

Airbnbならではの、チェックイン時間やチェックアウト時間の変更なのだろう。おそらく、「明日は出かけるから9時で出てってくれる?」と言う話も少なからずありそうだ。

Airbnbでは、チェックアウトイン時間の変更は、想定されるものとして予約しなくてはいけないようだ。

意外に駅から遠い

Airbnbでは、ざっくりとした位置が示されるだけで、詳細な住所は分からない。

いざ予約が確定すると詳細住所と連絡先携帯電話番号が通知される。

GoogleMapで行けば問題ないと思っていたが、チェックイン時間を遅らせる連絡の後に、怒涛の通知が始まる。

ホストが駅からの道順を画像と共に連投している。その通りに動けと?そういうゲームチックでいちいち確認するのも苦手だし、連投も苦手なので「近くにある公園から行きます」と返信。

すると「GoogleMapでは、位置が違うので大丈夫ですか?」と返信。先に言えよと思いつつ、ここは民泊。事務レベルを要求してはいけないようだ。これはAirbnb。

「最寄りの公園から道順を教えてください」と投稿する。そうするとまるでテンプレートのようにポンポンレスが来る。

おそらく何百回とやっているので、連投が出来るコピペがあるのだろう。

小高い丘の斜面にあり、かなりの傾斜と階段を上る。付近は、完全な住宅街。それにしても凄い坂。

ホストのページにスーツケースがある場合について書いていたのは、この坂と階段があるからかと納得がいく。

宿の周辺環境は、予約しないと分からない。今回のように坂や階段なら苦労すれば終わる。が、隣がスナックでカラオケが深夜まで。隣が工場で朝5時から稼働。などなど、周辺環境は事前確認できないのがAirbnb。

酷く汚くて臭い

じゃらんをよく使っていたので、その評価の感覚があった。食べログもそうだろう。評価が星4を超えるとかなり高評価で信憑性が高くなる。

競合からの嫌がらせや難癖のある利用者を評価に含めても4を超えると言うのは、やはり平均的にレベルが高い。

今回のAirbnbの宿の評価は、4.92!!!!!!!!!!!!!!!!!

4.92ですよ。

どう考えたって何も問題があるとは思わない。が、現実は違いました。トップ画像にあるように色々とありました。

  • 猫が多数いる
  • 部屋にも余裕で入ってきているし、猫の移動にはホスト側の配慮ゼロ
  • 部屋の隅々に綿埃と髪の毛が多数
  • トイレはカオス。髪の毛に縮れ毛が数十本以上に綿埃
  • 布団か枕か分からないが臭う

口コミの評価とホストの「清潔が自慢」のウソ。Airbnbでは、何を信じたら良いのか分かりません。

もし、このホストが地雷ホストないし、自分が見た時にたまたまそうだったのか。どちらにせよ、凄い汚く酷い。

Gとゴキブリ駆除剤

脱衣所で1匹。通路で1匹。小さいゴキブリを発見。おそらく大きなものも大量にこの家に住んでいるのでしょう。

これだけ汚ければ・・・まあいるか。

印象的だったのは、部屋にブラックキャップと言うゴキブリ駆除剤が置かれていたこと。出ますよ!と主張しているのが記憶に残ります。

ホームステイもやっている

ホストのページにホームステイもやっていると書いてあったのだが、それの意味することが想像を超えていた。

チェックインは、18時過ぎ。ホストの夫婦と私だけで静かな一戸建て。シャワーを浴び、ゴキブリと初対面したところ。

部屋に戻ると猫がベットを占領していたので脇に横になる。

すると誰かが帰ってくる「ただいま~」。ん?息子?いや、ホームステイの客か。

「(*>∀<*)ノただぃま★」ん?娘?いや、ホームステイの学生か。

まてよ。この戸建てどう考えても4LKDぐらいだよな・・・。夫婦で1室。自分で1室。もう部屋は埋まっているはず。

そして、23時。デカい声でイヤホンで会話しながら帰ってくる奴。「うるせ~な~」と思いながら2階に上がってくる。まじか・・・隣の部屋。

挙句の果てにこの時間から掃除機をかけ始める。2泊目のAirbnbの客か、何泊目か分からないが帰ってきてすぐ掃除機をかけるあたりが、なんとなく手慣れている。

布団か枕は臭いし、既に色々な意味で限界を迎えつつ。

そいつがまたうるさい。通話しながらゲームをやり始め、結局、自分の記憶が無くなる3時過ぎまでやっていた。

これが「ホームステイもやっています」と言う文脈から考えられるはずはない。

もっとも、ホストも2時30分まで起きていた。

早朝に出発

結局、意識が飛ぶまで隣室から聞こえる音で目が冴え、匂いでもやられ、6時過ぎに起床。

とっとと出よう。

そう思い、誰かいないかといたら声掛けだけしていこうと1階を覗く。すると缶ビールなどの飲み会をやったかのようなあと。さらにげんなり。

一人玄関へ向かうとさらに驚愕。昨晩と比較し、靴が20足近く。

どこでみんな寝てるんだと思いつつ、恐怖の館を後にしたのだった。

Airbnbのウソと対象年齢

まず、Airbnbの口コミがウソにまみれていると言う真実。「汚い」なんて誰一人書いていない。

もしかしたら、年齢層高めの人は、ここには泊まらないのかもしれないし、そもそも日本のAirbnbがそういった層のみなのかもしれない。

日本の50歳以上の人間がAirbnbを使うだろうか?相当少ないのではないかと感じる。

そう考えると若者ならこの汚さなんて気にならない。

あとは、Airbnbの評価システムに問題があるかもしれない。ホストは、ゲストを品定めして泊まらせることもできる。その人のコメントも見れるのかもしれない。

だとすれば、厳しい評価をする人間にホストは泊ってほしくない。

正直に書いた評価が多くなると、どんどん泊まれるAirbnbが少なくなっていき、泊れなくなってくる。そうなるとそういったユーザーは、使わなくなり、正確な評価もなくなり「最高でした」「快適に過ごせました」など、当たり障りない評価で2度と使わない。それだけなのだろう。

もしかしたら、ここのホストは、激安で提供していたのでそれ込みだったのかもしれない。それであれば、「汚いですけど安いです」と書かないまでも「古いのでその分安くしています」など、欲しかったものだが、今の時代「めんどうくさい」のだろう。

いちいち突っかからずに次、次、次・・・。と言うゲストが9割以上の気がする。

泊ったところへの評価依頼がAirbnbから来ている。考えた挙句に、誰もメリットがない。私はお金が戻って来ることもないし、そのコメントを見られ「めんどうな人」と泊まれなくのも困る。Airbnb側は、とりあえず稼げればよい。

まるで正しい評価を生むループになっていない。

それにしても、海外のAirbnbを見ると泊まってみたいところばかりだ。日本でAirbnbを使うのは避け、海外に行った際にでも体験しようと思う。

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